top of page
Tenrikyo

OoharagouBunkyokai
陽気ぐらしのキーワード
感謝・慎み・たすけあい
生と死について
ここでは生と死について語っていきたいと思います。
まず始めに生についてですが、天理教では人間の身体は親神様(天理王命様)から借りていると教え
られています。親神様(天理王命様)からしてみれば貸している事になります。
遥か昔、この世は泥海で味気ないものでした。親神様(天理王命様)はその様をご覧になって、人間と
云うもの拵えて、陽気ぐらしをさせて神も共に楽しもうと思われました。然るに、その思召しを実現するの
が人生の意義であり、人類究極の目的であります。陽気ぐらしとは、明るく勇んだ心、それは陽気な心
です。この陽気な心で日々を送るところに、真の幸福があり、生き甲斐があります。親神様の守護のま
まに、日々喜びと楽しみの中に生活(くら)すのが、人の世のこの上ない味わいです。閉ざされた心の
窓を開き、遍き親神様の光を身に受ける時、自ずから暗い迷いの雲は晴れて、明るい喜びの中に立
つ。陽気ぐらしとは楽しみづくめの生活(くら)しです。

次は死についてです。天理教では死ぬ事を、出直
し と教えられています。人間の身体は親神様から
の借りものと教えられている所以から、この身体は
親神様にお返しをして又新しい身体を借りてこの
世に帰ってくると諭されています。それは、古い着
物を脱いで新しい着物ときかえるようなものです。
そして魂は生き通しと教えられています。各々の魂
は前生、前々生と幾代も通り、今世は現在の身体
をお借りして、いつの日か出直し、来生へと生まれ
かわり魂は受け継がれていきます。死ぬという事は
悲しい事ですし、残された遺族にとってみれば、寂
しい事です。出直しを信じてまた、此の世に帰って
くると思いますと悲しみも少しは癒える事と思うので
す。
参考文献 天理教教典
bottom of page